5年ぶりのブログ(12.4 0:38)

こんばんは。


タイトルの通り、5年ぶりにブログを開設してみました。5年前はデコログ最盛期で、当時18歳の僕も流行の波に乗っかり、デコ絵文字を駆使しながら、全く何の色味もない日常を綴っていたわけです。今でもそのページは残っているのですが、それはもう目も当てられないほどの語彙力、筆力、中身の薄さ。タイトルが好きな歌詞ってのが気持ち悪いとしか…何が「タバコの煙よりも間緩い静けさ」じゃ…


しかし、こうやって5年前を振り返って気付くこと、それは5年前から筆力がまるで成長していないということ。むしろ退化してしまったのではないか。原因を一つ挙げるとするなれば、それは間違いなくツイッターです。ツイッターというのは便利なもので、そのときの情景や心情を140字で表現し、形として留めておくことができます。至極手軽な日記となるわけです。少なくとも僕はツイッターにそういった役割を求めていました。しかし、そんなツイッターを利用するうちに、あらゆる感情、出来事を140字という狭い枠に収めようとするくせがついてしまいました。物事を簡潔に伝える力はもちろん必要です。しかし、度を越すと大切なものを見落とすことになりかねません。



例えば、好きな人とランチに行ったとしましょう。料理が出てきて、あなたはまず初めにどういった行動をとりますか?僕はSNSの奴隷なので、間違いなくツイッターに写真を挙げ、「ランチなう」とツイートするでしょう。しかし、これで良いのでしょうか。せっかく好きな人と好きなものを食べるという素晴らしいイベントを「ランチなう」というたった5文字で処理してよいのでしょうか。そのときの料理の味、好きな人の表情、窓の外に見える空の色、これらを140字の箱に押し込むなんて勿体無いとは思いませんか。そんな残念なことを平然とするまでに僕の脳みそは溶けてしまったのです。




そんなこんなで、このブログを通して、140字病を患ったこの脳みそをリハビリしていきたいと思います。リハビリに付き合ってくださる方はたまに読みに来てくださいね。



では。